江戸川大学 社会学部 人間心理学科 山本 隆一郎 研究室

〒270-0198 千葉県流山市駒木474
江戸川大学 A棟 604研究室

2025年度担当科目Class

【江戸川大学での担当科目
  臨床心理学概論(前期・必修・単独)
      「臨床心理学の成り立ち」および「臨床心理学の代表的な理論」について半期間かけて学びます

  健康・医療心理学(前期・選択・単独)
      「ストレスと心身の疾病との関係」、「医療現場における心理社会的課題及び必要な支援、「保健活動が行われている現場における心理社会
     的課題及び必要な支援」、「災害時等に必要な心理に関する支援」について学びます


  基礎ゼミナールA(前期・必修・単独)
      新入生向けのゼミナール形式の授業です。高校までの「教わる」「勉強する」と違う大学での「研究する」「問題を発見し、学問を探究し、
    問題解決に取り組む」ということについて少人数のゼミナール形式で取り組んでいきます。


  基礎ゼミナールB後期・必修・単独
      1年生後期のゼミナール形式の授業です。基礎ゼミナールAを踏まえた上でより「人間心理学科の専門的な研究」のあり方やその報告のあり方
    などについてゼミナール形式で取り組んでいきます。


  専門ゼミナールT(通年・必修・単独
      3年生のゼミです。前期中は、睡眠行動医学の対象となる睡眠問題や各種睡眠障害について、文献研究とそれらの成果発表を行い、睡眠行動
    医学の対象についての現状と課題点を整理します。後期は、各自が興味を持った対象に関して、その現状と課題を調べ、卒業研究計画書を作成
    します。
(今年度は10名)

  専門ゼミナールU(通年・選択・単独
      4年生のゼミです。臨床心理学の卒業研究を進める上で基礎となるリサーチクエスチョンの明確化、研究を進める上でのデータ収集の方法論や
    研究倫理、データの統計処理、結果のまとめ方や考察の仕方、それらを報告するためのアカデミックライティング・プレゼンテーションについ
    て、ゼミナール形式で取り組んでいきます。(今年度は9名)


  卒業研究(通年・必修・単独
      卒業研究の遂行・卒業論文の完成に向けて個別的に指導をします。


  心理演習(通年・選択・分担)
      「心理に関する支援を要する者等(要支援者)に関するコミュニケーション、心理検査、心理面接、地域支援に関する知識及び技能の習得」、
    「要支援者の理解とニーズ把握及び支援計画の作成」「要支援者の現実生活を視野に入れたチームアプローチ」「多職種連携及び地域連携」
    について、具体的な場面を想定した役割演技ならびに事例検討を通じて体験的に学びます。

  心理実習(通年・選択・分担)
      保健医療,福祉,教育,司法・犯罪,産業・労働の5分野における心理に関する支援を実施する施設での見学実習および事前学習・事後学習を
   通じ,「各分野における心理に関する支援の内容」「心理に関する支援を要する者へのチームアプローチ」「多職種連携及び地域連携のあり方
   公認心理師としての職業倫理及び法的義務」について学びます。

【2025年度の非常勤講師としての学外での担当授業】
  
臨床心理学研究法特論(早稲田大学大学院人間科学研究科・集中・必修・単独)
        
【参考:江戸川大学で指導した卒業論文題目一覧】 * 前職の上越教育大学では、修士論文7編、卒業論文3編を指導
  2017年度:10編
    ・ 「自閉症」に対する潜在的意識−Filtering Unconscious Matching of Implicit Emotions テストを用いた検討−
    ・ 大学生における睡眠の質・量・位相と抑うつとの関連
    ・ ふれあい恐怖は社交不安の一亜型か?−アレキシサイミアの観点から−
    ・ 夫婦間コミュニケーションパターンと母親の子どもとの関係満足感との関連(ゼミ優秀論文:学科優秀論文発表会第3位)
    ・ バックグラウンドミュージックの存在はスピーチ場面におけるストレス反応を抑制するか?
    ・ 過剰適応とストレス反応との関連性を規定する本来感の役割
    ・ 食行動異常傾向とコーピング・日常的解離傾向との関連
    ・ 大学生における睡眠の質・量・位相と過敏性腸症候群との関連
    ・ 侵入思考と強迫行為を規定する自己志向的完全主義の役割
    ・ 情動知能と社交不安傾向との関連

  2018年度:8編
    ・ 大学生における拡張版計画的行動理論を用いたインフルエンザワクチン接種行動の予測要因の探索的検討
    ・ 恋愛不要大学生の恋愛様相ならびに結婚観の特徴
    ・ 大学生における自撮り行動ならびにソーシャルネットワークサービスにおける自己呈示行動と摂食障害傾向との関連
    ・ ユーモア表出とストレス反応との関連 ― セルフモニタリングを調整変数とした検討 ―
    ・ 同性愛に対する潜在的態度と顕在的態度の性差(ゼミ優秀論文)
    ・ 大学生における“だてマスク”使用とその関連要因の検討 ―自己愛傾向とふれあい恐怖の観点から―
    ・ 日本版 Anxiety about Aging Scale の開発と尺度特徴の検討
    ・ 非定型うつの心理学的特徴 ― 対人過敏・自己優先傾向と対人ストレスの交互作用の観点から―

  2019年度:7編
    ・ 月経のセルフモニタリング行動と性格・妊孕性に関する知識との関連
    ・ 失恋コーピングと失恋後の変化との関連− 性・失恋形態を調整変数とした検討−
    ・ 部・サークル活動に関する情報が人物評価に及ぼす影響
    ・ ネガティブな切迫性と対人的疎外感がリスクテイキング行動欲求に及ぼす影響(ゼミ優秀論文)
    ・ 認知的方略による反すうや心配と精神的健康との関連の違い
    ・ 過去の出来事に対する振り返り方による反復思考と思考の未統合感・怒りの維持との関連性の違い
    ・ 親への愛着と食行動異常傾向との関連 ―家庭の食規範に対する認識・態度を仲介変数とした検討―

  2020年度:9編 * 2020年度の卒業論文より、睡眠行動医学のみをテーマとした研究となります
    ・ 抑うつの表現型による睡眠の質・量・位相の違い
    ・ スマートフォン使用と睡眠との関連に対する見捨てられ不安の調整効果
    ・ スクリーンタイムが衝動性に及ぼす影響に対する睡眠変数の媒介効果
    ・ 朝食摂取と睡眠との関連:系統的レビューによる検討
    ・ 認知課題による不眠障害における睡眠関連刺激に対する注意バイアスの評価:系統的レビューによる検討ゼミ優秀論文:学科優秀論文発表会第2位
    ・ 乳児の夜間覚醒に対する睡眠行動医学的介入の効果−系統的レビューによる検討―
    ・ タバコ関連製品使用と睡眠の質・量・位相との関連
    ・ 多理論統合モデルに基づく起床時刻一貫化行動ステージ間での睡眠習慣・睡眠知識の違い
    ・ 不眠障害に特有な性格傾向:ミネソタ多面的人格目録を用いた研究の系統的レビュー

  2021年度:8編
    ・ 大学生の生活スケジュールと睡眠習慣との関連
    ・ 新型タバコの使用と睡眠との関連:系統的レビュー
    ・ 新型コロナウィルス流行に伴う睡眠習慣の変化と食行動との関連
    ・ エフォートフル・コントロールとクロノタイプの変化との関連(ゼミ優秀論文)
    ・ 新型コロナウイルス感染症対策における社会的制約がクロノタイプに及ぼす影響:系統的レビュー
    ・ 新型コロナウイルス感染症の流行に伴う睡眠習慣の変化と関連する性格特性の検討
    ・ カフェイン飲料摂取が睡眠の質に及ぼす影響:系統的レビュー
    ・ 睡眠薬に対する顕在的・潜在的態度が不眠時の受診行動生起可能性に及ぼす影響抑うつの表現型による睡眠の質・量・位相の違い

   2022年度:8編
    ・ 新型コロナウィルス感染症流行前後での職業別睡眠時間の変化:NHK放送文化研究所の生活時間調査結果を用いた検討
    ・ タイプA行動パタンと睡眠の質・量・位相との関連性に対する一般性セルフ・エフィカシーの調整効果
    ・ 自閉スペクトラム症傾向と注意・欠如多動症傾向ならびに両傾向の併存に関連する睡眠の特徴の違いゼミ優秀論文:学科最優秀論文
    ・ 精神疾患患者に対するスティグマと不眠時の受診行動生起可能性との関連
    ・ インターネットゲーム使用と睡眠との関連:系統的レビューによる検討
    ・ 過敏性腸症候群と睡眠の質・量・位相との関連
    ・ 公的自己意識と社交不安症状との関連性に対する睡眠の質・量・位相の調整効果
    ・ 大学生の生活スケジュールと睡眠習慣との関連:追試的検討

   2023年度:8編
    ・ 月経前症候群・月経前不快気分障害と睡眠の質との関連:系統的レビュー
    ・ イスラム教徒におけるラマダン前後での睡眠の変化:系統的レビューゼミ優秀論文:学科最優秀論文
    ・ エナジードリンク使用が睡眠の質の低下・不眠症状に及ぼす影響の年齢による違い:メタ回帰分析による検討
    ・ 男性の妊孕性と睡眠との関連:系統的レビュー
    ・ 時間管理行動と睡眠の質・量・位相との関連に対する一般性セルフ・エフィカシーの調整効果の検討
    ・ 食行動習慣と睡眠の質・量・位相との関連
    ・ 睡眠時間の季節的変化:系統的レビュー
    ・ 携帯情報端末使用と就寝時刻先延ばしとの関連に対するFear of Missing Outの調整効果の検討

   2024年度:8編
    ・ 子守歌の使用と乳幼児の睡眠問題との関連
    ・ 睡眠時間と学業成績との関連:系統的レビュー
    ・ 睡眠教育の睡眠改善効果:児童生徒を対象としたクラスターランダム化比較試験に関する系統的レビューゼミ優秀論文:学科最優秀論文
    ・ 長時間睡眠とうつとの関連:系統的レビュー
    ・ 座位行動と不眠・睡眠の質の低下との関連:系統的レビュー
    ・ ペット飼育,寝室・寝床共有状況と不眠症状との関連
    ・ 睡眠時間と新型コロナワクチン抗体価との関連:系統的レビュー
    ・ 夜型クロノタイプと希死念慮・自殺関連行動との関連に対する緯度の調整効果:メタ回帰分析による検討