『L25』2010年11月25日 『WEB R25』 リクルート 掲載

      恋人と過ごすのは日本だけ!?

       世界のクリスマス事情!

 1120日公開の仏映画『クリスマス・ストーリー』。この中で、クリスマスは“家族が集まる日”として描かれているけど…海外では恋人たちのイベントじゃないの!?

「キリスト教徒が多い欧米などでは、クリスマスは家族や親威と過ごすのが一般的なんですよ。基本的にお店や会社も休みで、日本のお正月のような雰囲気ですね」とは、江戸川大学社会学部教授で文化人類学者の斗鬼正一先生。クリスマスを恋人同士で過ごすのは日本と韓国くらいだとか。ほかにも、日本独自のクリスマス文化ってあるの?

「デコレーションケーキは海外ではあまり見かけませんね。ドイツでは、生地にドライフルーツやアーモンドなどをまぜて焼いた”シトレーン“というものが、イタリアでは”パネットーネ“と呼ばれるパンのようなものがクリスマスケーキの定番です。アメリカでは、ケーキよりクッキーのほうがメジャーですね」

そうなんだ! また、サンタクロースにも世界各国で違いがあるとか。

「ロシアでは、サンタクロースではなくジェットマロースと呼ばれるおじいさんがプレゼントを配ります。『奇跡を呼ぶおじいさん』と言い伝えられていて、青い服を着ていることもありますね。また、アイスランドにはサンタクロースが13人いるといわれています。1212日から1人ずつ街に来て、4日に全員がそろうと信じられていますね。そのほか、パプアニューギニアやコンゴ、スイスではサンタクロースはあまり一般的ではなく、プレゼントは家族からもらうもの。フィリピンでは“名付け親”が名付け子にプレゼントを渡す風習があるんですよ」

 クリスマス文化は各国様々。今年の聖夜は新鮮な気持ちで迎えられそう♪

                           取材+文 榛村季溶子(short cut)