日本テレビ ZIP! にインタビュー出演

 2012年11月19日(月) 5時50分〜8時00分
  「HATE NAVI」コーナー
  今回のテーマ「本国ではアリエナイ!日本式食のハテナ」。
 I.  ピザにタバスコをかけるのは日本人だけ

  ピザはイタリア料理。タバスコはアメリカ生まれ。
  アメリカ人はピザにタバスコをかけない。
  日本には、どちらもアメリカから入ってきて、日本人が、ピザにタバスコをかける、という新しい食べ方を「発明」した。
  日本で知られるようになった70年代、日本人はピザを手で食べいたが、これもアメリカ式。イタリア人はナイフとフォークで食べる。
  また、そもそもイタリアでは「ピッツァ」であり、「ピザ」というのも、アメリカ式。
  自文化で無いものには、固定観念、こだわりがないので、自由な発想ができ、新しいものを創り出せる、というわけだが、これは、寿司にアボガドをのせるカリフォルニア巻、などというのも日本人は絶対創り出せない、というのと同じ。

 II. 日本人はなぜ餃子とご飯を一緒に食べるの?
 中国人は餃子とご飯を一緒には食べない。これは、中国北部は寒冷な気候のため、米ではなく、小麦が主食で、麺とともに、餃子も主食だからだ。餃子は主食だから、ご飯と一緒に食べたら、ご飯とご飯、日本でいえば、寿司とご飯を一緒に食べるようなもので、おかしい、ということになる。
 それに中国の餃子は、皮が厚く、具は少ない。焼くのではなく茹でて食べる。これも、主食だからで、主食は炭水化物を摂ることが主目的だし、どの文化でも、主食は飽きない淡泊な味のものが好まれるからだ。焼くのは食べ残しなど古くなった場合だ。
 日本に餃子が入ってきたのは、戦前、戦中に中国に行っていた日本人が、引き揚げてきた時だ。当初は、中国式に、皮の厚い餃子を茹でていたが、やがて皮が薄く、具が多く、焼いた餃子が中心になり、ご飯のおかずとして食べるようになった。
 これはどこの民族でも同じだが、主食は、民族のアイデンティティと強く結びついており、異文化の食を主食として取り入れることはほとんど無い。そのかわり、抵抗感の少ないおかずとして取り入れる。お米にこだわる日本人も、餃子をおかずとして取り入れたから、ご飯と一緒に、皮が薄く、具の多い焼き餃子を食べ、それを見た中国人が驚く、というわけである。